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夢みたものは品川区西大井のギター教室|品川ギター教室

2015年05月13日 category : 新着一覧, 音楽のこと 

久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、先日知り合いの合唱団のコンサートを聴いてまいりました。
その名も「うたうたいたいのうたいたいうた」!!
団の名前が「うたうたい隊」で彼らの歌いたい歌を集めたとのこと。

2年くらい前、一緒に演奏させてもらってからお付き合いのある皆様ですが、今回はオールアカペラ演奏の素晴らしいステージでした。
ゴスペルから邦人作曲家の曲まで、幅広く歌っておられましたが、1部の最後の「Wade in the Water」と2部の「島へ」「どうしていつも」「露営のともしび」、アンコールの「鷗」が特にグッときました。
そして自分はやっぱり木下牧子先生の曲が大好きなんだな、と思いました。

閉演後、うたい隊の隊長から「そのうち全曲、ギターアンサンブル&合唱でコンサートしよう!」という、かなり前のめりなお誘いを頂いたので(恐縮です)、実現に向けて頑張っていこうと思います。

そんな影響で今週はyoutubeを彷徨いながら、合唱曲を色々聴いたりしています。

実はわたくし、以前合唱をやっていた時期がありまして、色々思い出してきました。

こちらに貼り付けた「夢みたものは」は、当時歌った曲の中でも特にお気に入りの曲でした。
好き過ぎて、当時勤めていた教室の近所にあった「立原道造記念館」にまで勤務中に行ってしまうという・・

木下先生の曲も素晴らしいのですが、詞は大正時代生まれの詩人、立原道造のテキストを使っていて、普遍的かつ奥深い内容となっております。

死ぬほんの一年前、既に肺を患っていた立原道造は同じ建築事務所に勤める水戸部アサイという女性と恋におちます。体は日に日に弱っていきましたが道造は幸せだったようです。そんな中、死後に『優しき歌』と題されることになる詩集の構想を練り始めたのです。
『優しき歌』は10の詩から成り立っています。前半は新しい愛への懐疑を歌っていますが、だんだん愛は確信に、そして信仰へと変わっていきます。
そんな詩集の10篇目が「夢みたものは」です。

そんな名曲ですが、自分が聴くたび泣いてしまうほど嵌ってるのは、たぶん個人的な思い出のせいかと思われます。

~~以下思い出話~~

当時自分は、パチンコ店で働きながら休みの日にバイトでギター講師をするというダブルワーカーな生活をしていまして、とても忙しかったのを覚えてます。確か日韓ワールドカップの頃でした。
また思うように音楽の勉強や活動ができず、過労と貧困からまともなご飯を食べてまともな布団で寝る、という生活ができず、殺伐とした日々を悶々としながら生きていました。
そんな中、唯一やっていた文化的音楽的な活動が合唱でした。
歌の詩にある「山並みのあちらにある静かな村」や「明るい日曜日の青い空」に本気で癒されたものです。

そんな思い出のせいか、今だに合唱に憧れがあるのです。

いい機会なので、この思い出の曲のギターアンサンブル伴奏の楽譜を書いてやろう!と思います。
そしてこちらの涙を誘う思い出話ごとプレゼンして、うたい隊の連中に歌わせてやろう!と思ってます。

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