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パッサカリア品川区西大井のギター教室|品川ギター教室

2013年04月26日 category : 新着一覧, 演奏(YouTube) 

発表会も終わり、昨今はのんびり生活しております。
お料理したりギター弾いたり優雅なものです。

そろそろブログの更新をしなくては!ということで最近読んだ小説をご紹介します。

重松 清著「その日のまえに」です。

こちらは親しい人との死別をテーマにした短編集で、別れを前にした人々の心情と生活を丁寧な描写で綴った良作です。
登場人物達は、悲しみとの向き合い方を模索する中で、別れがもたらす尊いものの存在と自分にとって何がマストなのかを確認していきます。

この作家特有の泣かせ節がクドイな。と感じるところもありましたが、特に最後の{その日のまえに」「その日」「その日のあとで」と続く連作はちょっと冷静に読めない感じでした。
別れとは、大切な人が洋服や歯ブラシを残して自分の日常から消え、自分の奥深く入ってしまうことなんですね。
オススメする訳ではありませんが、いい本でした。

さて、しっくりくるBGMを弾いてみようということで、ヴァイスのパッサカリアを練習してみましたが、この曲意外に難しいな!
あんまりちゃんと弾けてませんが、気にせず録音してしまいました。
しつこいくらい繰り返される変奏がいい曲なんですよ。

パッサカリアとは?
フレージングの自由度が高い、三拍子の変奏曲。くらいしか知らなかったのでwikipediaで調べてみました。

パッサカリア(伊: passacaglia, 西: pasacalle, 仏: passacaille, 独: passacalia)は、主に17世紀から18世紀にかけて用いられた音楽形式の一つ。

パッサカリアはスペインに起源を持ち、スペイン語の pasear (歩く)と calle (通り)に由来している。パッサカリアは17世紀初期にはギターで和音を奏するリトルネッロ(歌の前奏・間奏などの器楽演奏部分)を意味していた。 I-IV-V-I の和声進行が最も一般的で、歌に合わせて調や拍子が決められた。パッサカリアに対する言及は1605年頃のスペインの文献に初めて現れる。ジローラモ・モンテサルド(英語版)によるギターのためのタブラチュア Nuova inventione d’intavolatura per sonare li balletti sopra la chitarra spagniuola (1606年)にはパッサカリア及びチャッコーナ(シャコンヌ)が含まれている。通常の記譜法で書かれたパッサカリアの最初の例はジローラモ・フレスコバルディの鍵盤楽器のための Partite sopra passacagli (1627年)である。

パッサカリア及びチャッコーナは芸術音楽の領域に取り込まれるようになって、共にオスティナート・バスに基づく3拍子の変奏曲となり、関係が深くなっていった。主にパッサカリアは短調、チャッコーナは長調の定型が用いられた。フレスコバルディの Cento partite sopra passacagli (1637年)ではパッサカリアとチャッコーナが交互に現れる箇所がある。

フランスでは舞踊が重視されていたため、パッサカリアは荘重な3拍子の器楽舞曲として扱われるようになった。しばしばロンド形式をとり、シャコンヌとの区別は曖昧となった。

ドイツのパッサカリアはフランスとイタリア両国から影響を受けている。シャコンヌとの関係はより複雑化し、マッテゾン、ヴァルター、クヴァンツをはじめとするドイツの理論家は、パッサカリアとシャコンヌの違いを明らかにしようとしたが徒労に終わっている。

とのことでした。
シャコンヌと同義だったんですねー。
しかしこの解説で一番衝撃的だったのは、G・フレスコバルディのファーストネームがジローラモだったことです。

 

 

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