夜霧のしのび逢い品川区西大井のギター教室|品川ギター教室

2012年07月31日 category : クラシックギターのレッスン, 新着一覧 

映画「夜霧のしのび逢い」より同名の主題歌です。
原曲は若い時のクロードチアリが演奏しているようです。

演奏に強弱や緩急をつけることを「曲想をつける」といいますが、その曲の持っている意味や雰囲気を音で表現することだと思います。
ザックリですが、例えば悲しい曲なら、、、
柔らかい音で、リズムははっきりさせ過ぎず、フレーズの終わりはディミヌエンドで、よくビブラートをかけて、
といった感じで弾くとそれらしい雰囲気が出やすいと思います。
また、「このフレーズならこんな弾き方」といった定型や常套句も多数あるので、それらを覚えていくのもいいと思います。
これらの方法は、「曲想をつける為の技術」で楽器の上達には必要不可欠なもので、もちろん大事な練習なのですが・・・・
本当にそれだけでいいのでしょうか?

話は変わりますが、このあいだテレビで中井喜一が、誰だか忘れましたが若手の女優さんを褒める時に、
「彼女の演技が素晴らしいのは、演技中にしっかり心が反応して、感情が揺れ動いてるからだ。」
みたいなことを言ってました。

音楽の演奏もきっと同じで、今弾いている音に心が揺れ動き、傷ついたり立ち直ったりしながら曲を弾いていけるといいと思います。
練習すればするほど忘れがちですが、すごく大事なことですね!


[audio:http://sinagawaguitar.com/wp-content/uploads/2012/07/02-the-red-lanterns.mp3|titles=02 the red lanterns]

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