19世紀ギター品川区西大井のギター教室|品川ギター教室
2012年12月13日 category : 新着一覧, 演奏(YouTube)
こんばんは、今日も寒いですね・・・。
突然ですが、一般的なクラシックギターが今の大きさになってから、実はまだ100年ちょっとくらいなのです。
19世紀末スペインのアントニオ・デ・トーレスという天才的な製作家の手によって、大音量化の為改良されて今日の形とサイズになりました。
では、今も親しまれている19世紀以前のクラシックギターの曲は当時どんなギターで弾かれていたのでしょうか?
そこで今回、秘蔵のギターの弦を交換して折れてたサドルを調整して、久しぶりに弾いてみました。
こちらの楽器は、それ以前の製作法のよるギターのレプリカで19世紀ギターと呼ばれています。
ソル、アグアド、カルカッシ、ジュリアーニ、コスト等当時の名だたるギタリスト達が愛用したことで有名なルネ・フランソワ・ラコートという楽器が元になってます。いいでしょ。
普通のギターに比べ小ぶりで胴厚も薄い為か、繊細で遠達性に優れた音がします。いいでしょ。
しかし右手のタッチが違ったり、何より弦を止めてあるペグがただ木に刺さっているだけなので、チューニングの大変さが尋常じゃありません。
なので今まで本番ではあまり使ったことが無かったのですが、今回年末の発表会で弾いてみようと思ってます。
やはり時代背景に合った古典の曲がよく合うと思うのですが、今弾ける曲がないなー。
という事情で、レッスンでよくやっているカルカッシの練習曲集からop60-3です。
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