小さな空品川区西大井のギター教室|品川ギター教室
2012年12月15日 category : 新着一覧, 演奏(YouTube)
こんばんは、今日も寒いですね・・・。
またまた19世紀ギターを弾いてみました。
曲は19世紀全く関係なく、武満徹の小さな空です。
戦後日本を代表する作曲家、武満徹先生は、繊細な響きのオーケストラ作品、室内楽作品で高い評価を受ける一方、たくさんの「うた」も残しています。
「小さな空」は1962年、子供向けラジオ番組のために作られた合唱曲です。
武満先生は子供時代を戦前の東京で過ごし、幼い日への郷愁が込められたこの曲は、懐かしい風景を思い出させてくれます。
そしてなんと歌詞も先生の作なのです!
とても素敵な詩なので、こちらに載せておきますね。(たしか著作権も今年から大丈夫なはず・・)
作詞・作曲:武満徹
1 青空みたら 綿のような雲が
悲しみをのせて 飛んでいった
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだした
2 夕空みたら 教会の窓の
ステンドグラスが 真赤に燃えてた
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだしたた
3 夜空をみたら 小さな星が
涙のように 光っていた
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだした
その昔、ソプラノ歌手の方と一緒に演奏活動をしていた時によくアンコールにやってました。
風の噂で何年か前に結婚したと聞きましたが、あの人は今頃どうしてるでしょうか・・・。
今日は一人なのでギター独奏バージョンです。