歌い方講座// 中島みゆき「糸」Part.3

皆さん、こんばんは^^

品川ギター&ボーカル教室、ボーカル講師の森下です。

 

ここ最近は、気持ちの良い秋晴れの日が続いていましたね♪

暖かい日差しと少し冷たい風が心地よくて、外で大きく深呼吸をしてリフレッシュをしています!

引き続き、朝晩は冷える季節ですので体調にお気をつけください!!

 

さて、本日は『糸』の歌解説Part.3です。

サビ前のところをやっていきましょう!

↓ ↓ ↓

♪どこのいの〜

♪生きてきの〜

 

ここは、同じメロディーの流れが繰り返されていますよね!

歌詞も韻を踏むように、「いたの」「きたの」と似た言葉が続いています。

 

同じようなメロディー・歌詞を繰り返しているということは、、

ここは少し強調して歌ってあげたいポイントです!!

例)ずっとずっと // きっときっと // もっと ずっと・・・etc

 

では、どうしたら少し強調して歌えるのでしょうか??

それは、※最初と後の歌い方を変えてみることです。

同じように歌ってしまっては、何の引っかかりもありません。

”思いきって””大げさ”に変化をつけるつもりで挑戦してみましょう^^

 

では、この曲の場合は・・・

画像の赤丸○』の表現を変えてあげると、変化がついて素敵です♪

表現を変えるヒントとして、その部分のコード(オレンジの線)を見てみましょう。

 

♪どこにい

の部分のコードは「Gm7、Dm7」とマイナーコードですね。

マイナーコードということは、音の響きは暗い不安げなどの印象になります。

なので、ここの部分はそんなコードの響きとリンクするように『た』を少し暗く、不安げな感じで歌ってみると一つの表現になります。

 

 

 

♪生きてき

の部分のコードは「E♭add9、B♭」とメジャーコードですね。

メジャーコードということは、音の響きは明るい、優しいなどの印象になります。

そして、ここで出てくる ”add9″ というコードの音の響きは、元になっているコードよりもより透き通った綺麗な印象になります。

といわけで、この部分はそんなコードの響きとリンクするように『た』を優しく、明るい声で歌ってあげると良いと思います。

中島みゆきさんが歌っている『糸』の動画を見たときにも、この部分で中島みゆきさんがフッと笑顔になって歌っていました^^

 

 

 

こんな風に思いきって対照的な表現も入れてみると、歌により色が加わって素敵になるのではないかと思います!

ぜひ、挑戦してみてくださいね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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